たまねぎ

たまねぎの三大産地はどこでしょう?

 

 

正解は

🥇北海道  843700t

🥈兵庫県    87000t

🥉佐賀県    84100t  

                           (平成28年)

 

ちなみに私の出身地山口県は 18位 4870tでした。

平成28年という年はたまねぎのべと病が佐賀県の方で猛威をふるっており記録的な不作となっていました。

べと病とは、土壌中に生存している卵菌類が原因の病害。発病すると葉が黄色・茶色に変色し、枯れるなどの症状が見られる。
f:id:nougyou-daiji-s:20180129195430j:image

 

写真が罹病株です。

 

たまねぎの病気は他に灰色腐敗病、軟腐病などがある。防除方法として、薬剤散布があげられる。病気にかかってからでは遅いので予め防除しましょう。使用する薬剤として、リドミルやダコニール、バリダシンなどがある。用法用量はきちんと守りましょう。

また、罹病残渣は回収し、焼却するか圃場外で処分しましょう。

 

なぜこんなことを書こうと思ったかと言いますと、私は大学生活四年間を淡路島で過ごしました。また、アルバイトでたまねぎを作っていました。淡路島は日本有数の農業地帯で玉ねぎ、レタス、白菜、キャベツの産地です。西日本の方はあまり耳にしないかもしれませんが、阪神圏に多く出荷してます。

たまねぎは収穫時期によって主に三つに分けられます。早生・中生・晩生(わせ・なかて・おくて)です。

有名な品種として

早生…七宝早生

中生…ソニック、ターボ、ターザン、アンサー

晩生…もみじ3号、もみじの耀き

があります。産地によって品種は異なります。

生で食べるのに適しているのは七宝早生です。淡路島の品種は他産地に比べて、糖度が高く甘味が強い傾向にあります。

ぜひスーパーに行かれた時は、産地や品種に目を向けてみてください。

 

次回もお楽しみに

 

 

レタス

学名は Lactuca sativa

地中海沿岸、西アジア原産のキク科の一年草または二年草。和名はチシャ。

 

レタスは主に結球レタス、半結球レタス、非結球レタスに分けられる。

 

私のおすすめの食べ方は

+レタスしゃぶしゃぶ

+ロールレタス

+採れたてを生でかじる

 の3つです。

 

有名な病気は、ビッグベイン病・チップバーン・分球・不結球です。

 

栽培方法としてはマルチ栽培・トンネル栽培が多い。


f:id:nougyou-daiji-s:20180127211851j:image

ダイコンジッコウ

●大根十耕(ダイコンジッコウ)って言葉聞いたことありますか?

 

 

 

 

大根十耕とは、その言葉だけで考えると、
「大根・十回・耕す」と言う意味になります。

分かりやすく言い換えると、
「大根を育てるには畑を十回耕す」
ということですね。

ダイコンを畑で育てるときには、
種をまいたり、または苗を植え付けたりしますが、
種まきや植え付けの前には
畑をよ~く耕そうという意味です。

十回にこだわる必要はないのですけどね。

さて、では何故、
よ~く耕さなければならないのでしょうか?

畑をよ~く耕すとどうなるかと言うと、
畑の土の中にある土の塊が崩れてなくなります。

土の塊がなくなると、
ダイコンの根、つまり実の部分がまっすぐ伸びることができます。

逆に土の塊があったりすると、
ダイコンの根はその塊をよけて伸びていきます。

塊りをよけるときに、
二股など又根のダイコンができてしまったり
変形のダイコンができてしまったりするんですね。

土の塊でなくても、石が入っていたりしても
同じように変形ダイコンができてしまうので、
畑を耕す時には石が混じっていないかも見て
混じっていれば取り除いてあげる必要があります。

ダイコンの根は伸びやすい方に伸びていくので、
大きくてスタイルの良い大根を作るには、
大根十耕がとっても重要なんですね。

ニンジンなど根菜類の野菜にも同じようなことが言えます。

根菜類を育てる前には
ぜひ大根十耕を心がけたいですね。

白菜

今年度は、冬野菜の出来が悪いらしい。冬野菜と言えば、ハクサイ

これから二~三日雪予報となっています。そこで白菜に必要な準備とは?


結束です。
結束とは白菜の外葉を縛って内葉に霜がかからないようにすることです。

f:id:nougyou-daiji-s:20180123223438j:plain

縛ったらこんな風になります。出荷するときは外葉を三枚位残して不要な葉は捨てます。そしてサイズごとに箱に入れれば出荷となります。

余談ですが白菜の品種名の後の数字は何を意味しているか知ってますか?


正解は播種から収穫までのおおよその日数です。
例えば【黄ごころ85】これであれば播種後85日で収穫できるということです。