たまねぎ
たまねぎの三大産地はどこでしょう?
正解は
🥇北海道 843700t
🥈兵庫県 87000t
🥉佐賀県 84100t
(平成28年)
ちなみに私の出身地山口県は 18位 4870tでした。
平成28年という年はたまねぎのべと病が佐賀県の方で猛威をふるっており記録的な不作となっていました。
べと病とは、土壌中に生存している卵菌類が原因の病害。発病すると葉が黄色・茶色に変色し、枯れるなどの症状が見られる。
写真が罹病株です。
たまねぎの病気は他に灰色腐敗病、軟腐病などがある。防除方法として、薬剤散布があげられる。病気にかかってからでは遅いので予め防除しましょう。使用する薬剤として、リドミルやダコニール、バリダシンなどがある。用法用量はきちんと守りましょう。
また、罹病残渣は回収し、焼却するか圃場外で処分しましょう。
なぜこんなことを書こうと思ったかと言いますと、私は大学生活四年間を淡路島で過ごしました。また、アルバイトでたまねぎを作っていました。淡路島は日本有数の農業地帯で玉ねぎ、レタス、白菜、キャベツの産地です。西日本の方はあまり耳にしないかもしれませんが、阪神圏に多く出荷してます。
たまねぎは収穫時期によって主に三つに分けられます。早生・中生・晩生(わせ・なかて・おくて)です。
有名な品種として
早生…七宝早生
中生…ソニック、ターボ、ターザン、アンサー
晩生…もみじ3号、もみじの耀き
があります。産地によって品種は異なります。
生で食べるのに適しているのは七宝早生です。淡路島の品種は他産地に比べて、糖度が高く甘味が強い傾向にあります。
ぜひスーパーに行かれた時は、産地や品種に目を向けてみてください。
次回もお楽しみに